雲ヶ畑の3つの町内、中津川町・中畑町・出谷町。
町内によって松上げの準備の方法は違っていますよ。

 

中津川町では、

8月24日（木）午後1時

立派な洞谷寺の境内で、夜の松上げに向けて準備が始まりました。
「なんば」というものを作ります。

まず、松の木の薪割り、しめ縄作り。

中学校を卒業してから30歳までの長男で構成される若中の仕事なのですが・・・
若中だけではたいへん。町内の方がお手伝いです。

わらを左回りに締めて、縄を作ります。
10年ぶりに手伝いに来た方も、戸惑うことなく作業に参加。

割った薪を束ね、12本のしめ縄をくくり、「なんば」の完成です。

午後8時
中津川町の「一ノ瀬」「中町」「奥町」の地域を現した３つの「なんば」が点火。

浴衣を着た若中やＯＢたちが、
集まった地域の方に、お神酒を振る舞い、花火をして中畑町の松上げの点火を待ちます。

中津川町から中畑町があげた「王」の文字が拝めました。　　佳美