2014.08.20
日暮・蜩・秋蜩・晩蜩・ヒグラシ
ウィキペディアより
うす暗くなると、カナカナ、カナカナナナナナナと
なんとなく物悲しい声で鳴く日暮。
姿は、なかなか見られませんが、
夏の雲ヶ畑で夕方によく聞く日暮の声は、安堵を感じます。
涼しさを運んでくれ、雲ヶ畑の森が神秘的に感じられます。
昔から、日暮に特別な思いをよせていたようで、
ひぐらしの 鳴きつるなへに 日は暮れぬと 思ふは山の かげにぞありける
(古今集 詠み人知らず 204番)
ひぐらしは 時と鳴けども 片恋に たわや女我れは 時わかず泣く
(万葉集 10巻1982番)
など、歌われています。
ぜひ、華麗な日暮の声を聴きに来てください。
≪朝5時前にもよく鳴き声を聞きますが、これは安眠を妨げ、最悪です(笑)≫
音量に注意して、スタートボタンを押してください。雲ヶ畑の日暮の鳴き声が聞こえますよ。
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