かがやき隊員の奥田です！連日ご紹介した『雲ケ畑・足谷 人と自然の会』春の集い。

ヤマシャクヤクとクリンソウ観賞，そして山の音楽会がメインテーマになった集いでしたが，

道中に色々な楽しみが散りばめられていました。それを少しご紹介します(^-^)/

プレート左のヤシの木のようなものが，『コウヤノマンネングサ』。

晴天が近づくと葉のような部分を閉じる？そうで，前日が雨だったのでこのような姿で見れたとのこと。

お馴染みの『サカキ』と『シキミ』。鹿はこの植物を食さないそうです。

植物を説明するプレートだけでなく，雲ケ畑地域の生活史が書かれたものや，

地質について書かれたものも。博物館を回るようでとてもわくわくします(^^♪

落葉にまぎれて赤と緑の色をしたものが四つ見えますでしょうか。

これは『イワナシ』と言うそうで，その名の通り，果物の梨に似た食感がするそうです。

もう少ししたら食べられるそうなのですが，その頃にはヤマネズミが食べてしまって，

中々食べごろに出会えることはないそうです。動物たちも美味しいものは分かっているんですね(＾＾；)

小石に挟まれて開花を待っているのは『フデリンドウ』。この見た目が『筆』に似ているため，

そういった名前をしているそうです。青い花を咲かせるとのことで，一同で探してみると・・・

近くに咲いていました(o^^o)　中々発芽しないそうで，京都府絶滅危惧種の一つだそうです。

『山の音楽会』の音色に誘われたのか，トカゲが姿を現しました。

恐れを知らず，参加者の近くを行ったり来たり，と思いきや，音色に耳を傾けるようにじっとしていたり・・・

小さなお客さんに和みます(*^-^*)

ガイドの方が見せて下さったのは『ヒダサンショウウオ』の卵！

初めて見ました・・・。バナナ型で，水中にあるときは青く光るとのことですΣ(゜゜)

下山中にふと水の音が聞こえたので，振り返った先に見えたのがこちら。

自然が生み出す神秘的な風景に，少し感じていた疲労感もどこかへ。

春の集いに参加された人の数だけ発見や楽しみがあったと思います。

雲ケ畑の豊かな自然と，それを守り受け継いでいく活動をされている方々に感謝です(>_<)