🔥R4.8.24雲ケ畑松上げ体験記【出谷町】その3
かがやき隊員の奥田です!松明(たいまつ)等を献灯場所に何とか運び終えた後、
松明を設置するやぐらの組み立て作業を開始しました。
この作業は2つのグループに分かれて、行われます(o^^o)
『若中』の頭の指示で、やぐらを組み立てるグループと、
松明を差し込むものを作るグループに分かれて作業を開始します。
まずはやぐらの木が保管されている場所より、一際大きく太い支柱になる木を運び出し、
全員で固定することから。この木が中心となって、やぐらが組み立てられます。
下の方の穴に鉄パイプを入れてしっかり固定。持ち上げた際に、上の穴に鉄パイプを入れて、
やぐらを固定するようです。寝かせた状態で完成させて、点火し終えたら全員で持ち上げるとのこと(^^♪
支柱となる木には横穴が空いており、そこに木を挿し込んで、番線で結んで固定します。
この番線の結び方にもコツがあり、番線の入れ方の順や回して締める際の力の入れ具合等、
初めてではまったくうまく結ぶことができません。熟練の技術と経験がものを言う世界ですね(>_<)
松明を挿し込むものが入るすき間を計算し、木を固定していきます。
支柱を含めて縦に3本、横に3本になるように組み立てます(恐らくその年に描かれる文字によって増減?)。
この組み立て作業は暗黙の了解か、『若中』の中でもベテランが務めていたそうで、
参加したての頃はひたすら松明を挿し込むものを作られていたんだとか(^^;)
確かにこの作業は繊細さと正確さが必須です。少しでも歪みがあると、火文字は美しく描かれません。
順調にやぐらが組み立てられていきます。微調整や最終確認は、本番が始まる直前までに行うとのことで、
8月15日に関わって下さった皆さんのおかげもあり、予定より早く前準備が完成しました!
惟喬神社(これたかじんじゃ)まで下りて、注文して下さっていたお弁当を頂きます。
必死の作業の結果、お腹はペコペコ。今まで一番美味しかったお昼ご飯と言っても過言ではありません。
この後は一休憩を挟んで、再集合し、お参りを済ませてから再登頂するとのこと。
午前の部一旦終了です。皆様、お疲れ様でした(*^-^*)!
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