かがやき隊員の奥田です!点火した松明(たいまつ)で火文字を組み、

一人一つ松明を持って、惟喬神社(これたかじんじゃ)裏の山頂から駆け下ります。

運び込んだ先の福蔵院(ふくぞういん)では、地域の方々が温かく迎えて下さいました(*^-^)

持ち帰った松明の火で、福蔵院にも大きく火があがりました。

「おーーーーい!!!」の掛け声と共に、松明の明かりがどんどん近づいてきます。

「頑張れー!」「あともう少し!!」地域の方々から声援が上がります。

住職さんが火の中へ、木札を投げ込まれます。木札には家内安全等が書かれていました。

山頂で灯した神聖な火での祈祷(きとう)が行われているのでしょうか。

続いて、大きくなった火でスルメを焼きます。日持ちが良いスルメは『幸せが長く続く』縁起物だそうで、

特に松上げの火で焼いたスルメの足を食べると、足が健康になると言われているらしく、

ご年配の方を中心に、地域の方に振舞われていました(*^-^*)

スルメを焼く姿は、まるで祈祷(きとう)のようです。

地域の方のご厚意で、スイカも頂きました!とても美味しかったです(^^♪

「やっぱり松上げはええな~」という声がどこからともなく聞こえてきました。

KBS京都さんの取材を受ける、雲ケ畑自治振興会の岩井会長。

松上げの起源、作業手順、地域の思い等を話されているようでした。

岩井会長との写真を撮影して下さいました。「火の祭りは燃えるやろ~?」と笑顔の岩井会長。

自分が松上げに参加されていた頃のことを思い出されているようでした。

「楽しいもんなんや、松上げは。地域もやっているものも皆が楽しい。これが一番や」

伝統行事として、長く続いてきたことの根幹が垣間見えたと思いますo(^-^)o

今年も大活躍だった、京都大学山仕事サークル『杉良太郎』の学生さん達。

応援に駆けつけてくれた学生さんも一緒に記念写真。晴れやかな笑顔です(o^^o)

「杉良太郎の学生さん達がいなければ成立しない。ホンマにありがとうな!」と地域の方からも感謝の声。

今年の出谷町松上げメンバーで記念写真。達成感が写真からも伝わってくるようです。

「皆喜んでくれてる。松上げやって本当に良かった。皆ありがとう!」と『若中』の頭。

参加した全員が笑顔に包まれる一日でした。

写真撮影の後、振り返って見ると、暗闇に浮かび上がる『山』の火文字が。

皆で灯した火なのだという実感が沸いてきて、思わず涙が・・・(>_<)

令和4年8月24日午後9時過ぎ。3年ぶりの出谷町の松上げは大成功に終わりました。

 

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