かがやき隊員の奥田です！先日の４月１日に、地域の方々と、

京都大学山仕事サークル『杉良太郎』の学生さん達、雲ケ畑に縁のある方々で、

２月に行われた炭焼き（こちら）で閉じられた炭焼き窯（かま）を開く作業が行われました。

午前９時。地域の方の炭焼き場に集合、本日の作業説明が始まりました(*^-^)

まずは閉じられた窯の入口部分の板を外して、固められた土を丁寧に落としていくことから。

スコップやつるはしを使って、少しずつ土を払っていきます(^-^)/

土が少しずつ剥がれて、窯の入口が見えてきました！

まるで化石を発掘するかのような作業に、子ども達は大はしゃぎです(^^♪

窯の入り口部分を外して中を除くと、障壁と呼ばれる壁が見えてきました。

この向こう側に、炭があるはず・・・です(^_^)！

全員で手分けして障壁を片付けていくと・・・見えました！こんがり焼けた炭です。

洞窟の中で宝物を見つけたかのような気持ちがします(*^-^*)

ここからは、窯の中から炭を取り出してソリに載せるグループ、

それを運搬して、ある程度同じ長さの炭に仕分けていくグループに役割を分担。

声掛けを行いながら手際よく、炭を出していきます。

また、障壁付近に溜まっている木灰も掬い出して、一か所に集めておきます。

これは肥料になるそうで、地域の方々に配られるのだとか。

炭焼きには全く無駄が出てこないということなんですね(¨!

窯の中には、大きな缶の姿も・・・。運び出して開けてみると、

中からはパイナップルや松ぼっくりが、形を残したまま出てきましたΣ(゜゜)

色々なものが焼けるんですね！と参加者の方々も大変驚かれていました。

さあ！出してきた炭を切り分けていきましょう。手元に気を付けながら、

のこぎりで切り分けていきます。ポイントは力をあまり入れずに、のこぎりを引く際に

少しだけ強く引くこと。綺麗な黒粉が出ながら刃は深く入っていきます。

地域の方のご厚意で、自分の良いと思う炭を好きな長さに切り分けてお土産にさせて頂くことに(o^^o)

玄関先に飾っておこうかな、自分の机の上に置いておきたい！と参加者の方々それぞれに、

切り分けた炭に愛着を感じられているようでした。

『杉良太郎』の学生さん達も大活躍！６ｃｍ程の長さにどんどん切り分けていきます。

木の材質によっては堅いものもあり、中々の力作業ですが、若い力は衰えることなく、

地域の方が想定されていた以上に切り分け作業がスムーズに進み、驚かれていましたo(^-^)o

炭焼きは人手を多く必要とするため、学生さん達や色々な人が興味関心を持って手伝ってくれるのは

本当にありがたいと地域の方。また、学生さん達からは、とても学びになるし、何より楽しいので

また手伝いにいきますね、と嬉しい言葉が。双方の想いが一致し、良いものが作り上げられている

『協同作業』だと再認識しました！皆さん、お疲れ様でした(>_<)！