2023.09.20
🔥R5.8.24雲ケ畑松上げ体験記【中畑町】その1
かがやき隊員の奥田です!先月の8月24日、雲ケ畑の出谷町と中畑町で
令和5年度の松上げが行われました。同じ京都市北部山間地域の広河原・花脊・久多などでも
松上げが8月に行われますが、雲ケ畑の松上げはそれらと形態が異なります。
昨年度は出谷町の松上げに参加させていただき(こちら)、雲ケ畑の松上げを
経験させていただきましたが、どうやら出谷町と中畑町でも差異があるとのこと!
今年も事実と感想を交えた体験談をご紹介します(^-^)/
中畑町の松上げも、事前の松明づくり(こちらとこちら)、当日のやぐらの準備と組み立て、
当日夜8時からの本番、次の日の朝片付けの、大まかに4つの工程に分けられます。
今回は、松明づくりを継続していくグループと、
やぐらを組み立てる際に必要となる『竹』の切り出しへ向かうグループに分かれて作業が始まりました。
やぐらの全てが『木』の出谷町と異なり、中畑町は『竹』でやぐらを組むのだそうです(¨!
若中の頭が今年の火文字を組むために必要な竹の大きさ、長さを計算して、
それに見合ったものを切り出し、運搬、加工することから始まるとのこと!
竹も獣害によって中々育ちにくい現状、良いものを切り出していけばいくほど、
来年度の松上げに苦慮することになるのが悩みの種とのこと。
また、切り出す竹がある場所が凹凸の激しい斜面や川向いなため、
切り出しも運搬も中々一筋縄ではいきませんでした(>_<)
3、4mある竹は中々に重く、運搬だけでも一苦労です。
この竹に松明が挿せるように加工するとのことですが、一体どのような作業が待っているのでしょうか。
次回も続編をお送りします(*^-^)
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