🍯自然の利活用から保全を考える🤔
かがやき隊員の奥田です!先月の8月27日に、『雲ケ畑・足谷 人と自然の会』が主催する
カラスザンショウの採蜜体験と賞味の会イベントが開催されました(^-^)/
令和3年に初開催され(こちら)、今年で3回目となるこちらのイベント。
毎年大好評で、今回も30名以上の方が参加され、足谷小屋に集まられました。
まずは『カラスザンショウ』という植物について、他のサンショウと比較しながら
会の方が丁寧に説明してくださいました(o^^o) 雲ケ畑では写真のように主に4種類のサンショウが
自生しているそうで、カラスザンショウは伐採地などでいち早く生長して葉を広げるわりに
食用や材木としてはあまり適さないという、目立つ割りには注目されにくいものとのこと。
それに注目して花蜜をセイヨウミツバチに集めさせ、味わえないかと取り組まれた大道さん。
猟師でもあり、養蜂家でもある大道さんは自然と共に生きること、自然を利活用することに
とても力を入れられているとのこと(*^-^*)
セイヨウミツバチについて色々と教えていただいた後、早速採蜜体験開始!
まずは巣板の蜜ろう(蜂蜜が漏れるのを防ぐフタのようなもの)を取り除く作業から。
思っているよりも簡単にできる作業で、お子さん達も大喜びでした(*^-^)
蜜ろうを取り除いていくと、光沢のある蜜が少しずつ露わになっていきます。
上品な色合いはまさに自然が生み出す『美』と言えるでしょう(^^♪
遠心分離器にセットして、グルグルグル皆で回していきます。
黄金色の蜂蜜が勢いよくあふれ出し、拍手と歓声が飛び交います。
今回もセイヨウミツバチが頑張ってくれたようです、感謝の至りですねo(^-^)o
皆さんお待ちかねの蜂蜜の食べ比べです!今回は雲ケ畑のカラスザンショウの他、
左京区地域でとられたアカシア、クリなどの蜂蜜を食べ比べてみます(^_^)
味はもちろんのこと、こうして見ると色合いも異なるんですね(¨!
各自で持参された食パンやヨーグルトにつけて、美味しくいただきました。
お土産用のカラスザンショウの蜂蜜。美しい色合いは食欲をそそります。
中々食する機会がないカラスザンショウの蜂蜜、今年もごちそうさまでした!
参加者一同大満足のカラスザンショウの蜂蜜。ですが、冒頭でご紹介したように、
あまり注目される植物ではなく、積極的に保全される対象というわけでもありません。
しかし、その植物の葉を食用とするカラスアゲハなどの昆虫がいて、
そしてそれらの昆虫を取り巻く生態系がそこにあって・・・といったように
豊かな自然環境というものが生まれるとのこと。絶滅危惧の動植物を守るには、それらに関する
周りの環境も守っていかないといけないことを学ぶことができました。
会の皆さん、大道さん、貴重な経験を本当にありがとうございました(>_<)!
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